圧力&スチームIHの炊飯器って実際どうなの?毎日自炊の引きこもりが半年使った感想

圧力&スチームIHの炊飯器を今年度の初め頃にAmazonで買ったんですが、気がついたら半年過ぎてました。

元々記事書く予定なかったので届いたときとか、開封の写真を撮ってないんですが、詳しく解説するので許して。

今回は圧力&スチームIHの炊飯器って実際どうなの?って疑問に対しての感想と実体験をまとめたいと思います。

何故「圧力式の炊飯器」を買ったのか

結論から言うと、今まで使ってた炊飯器だと、どんなにいい米を炊いても不味かったから。

炊きたてで不味いってもうどうしようもない…。

理由としては、以前使ってた炊飯器がタイガー魔法瓶の一人暮らし用のやつで、だいぶ長く使ってたので(5年以上?)窯の塗装も剥げて本体もボロボロだったんですよね。

それはマイコン式の安いやつだったんですが、圧力式はマイコン式と味が全然違うとよく耳にしていたので気になってました。

自炊の頻度もほぼ毎日だしお米もよく食べて消費するので、買い換える時は高くてもいい炊飯器にしようと前から考えてた感じです。

マイコンとIHの違い

炊飯器にはマイコン式とIH式の大きく分けて2種類があるのですが、買う時は圧力IHって書いてあるやつがおすすめです。

マイコンの特徴

マイコンは昔から使われているタイプで、底にあるヒーターが発熱することでお米を炊く仕組みです。

3合以下の小さい炊飯器はこのタイプが多く、IHに比べて比較的安価で買うことが出来ます。

ただどうしても加熱箇所が一点で火力がIHに比べ劣るため、炊いた時にムラができやすいのが難点です。

IHの特徴

IHは電磁誘導加熱をつかった仕組みで、最近の炊飯器の主流となっています。

マイコン式は底が加熱するだけですが、IHは窯自体が発熱しするため火力が高く、全体的にムラなく炊けるのが特徴です。

マイコン式に比べると価格がやや高くなり、3合以上のモデルが多いです。

火力が高いため炊きあがるまでの時間が短いのもポイントですね。

圧力IHとは

圧力IHでは加圧したあとに減圧することで、お米の内部をかき混ぜ、さらにムラがなく炊き上げる仕組みになっています。

加圧状態では最高105度で加熱できるのが強みですね。

パナソニックの可変圧力IH式は特許を取得しており、加圧と減圧を繰り返すことで圧力の効果を最大限に活かしています。

選んだ圧力IHの炊飯器

まず、僕が買った圧力式炊飯器は日立の「RZ-AX10M」ってやつです。レビュー数&評価も高く、値段も手頃なモデル。

写真がないんですが、炊飯器が入っているのでそこそこ大きいダンボールに入って届きます。重さはそこまでじゃないけど。

中身は本体、取扱説明書、緩衝用の発泡スチロールくらいだった気がします。

もっと高いモデルとも迷ったんですが、基本的に家電って一定のラインから価格に対しての性能の伸びしろが悪くなるので、ここがコスパ的にベストかなと思いました。

圧力式と言ってもメーカーごとに色々売りにしてるポイントや、メーカー独自の機構が違うので、他のやつとも食べ比べてみたい。

中途半端に高いの買うならいっそのこと土鍋の炊飯器とか買いたいですね。実際一度試したいし、もしかしたらそのうち買うかも。

圧力&スチームIHの炊飯器を半年使った感想

で、実際どうなの?ってことで、ここからは感想を書いていきます。

以前の炊飯器と比べて

うまい。うますぎる。

新炊飯器を初めて使用した最初の感想はマジでこれでした。米ってこんなに美味かったのかって本当に感動した記憶が残ってます。

安物な上、長年の酷使で性能も落ちてるであろう炊飯器から新品でそれなりの値段の炊飯器にグレードアップ。まあこれだけ差が出てもおかしくない。

お米自体は魚沼産のコシヒカリとか、はえぬきとかそこそこいいお米選んでたんですが、炊飯器が足を引っ張ってお米のポテンシャルを全く引き出せていなかったことに気づきました。

お米ごめんね。

あ、ちなみにお米買うときは絶対無洗米がおすすめです。

一人暮らしで5.5合のサイズは持て余さないか

圧力式の炊飯器って軒並み窯のサイズが5合とかそれ以上のモデルが多いんですが、ぶっちゃけ一人暮らしでも心配しなくていいです。

僕も買う前は5.5合とかファミリー層向けかなとか思ってたんですが、炊飯器に関しては大は小を兼ねるので多少サイズがでかくても無問題です。

僕の買ったモデルは少量炊飯用に最適化してくれるモードがあるので、それで1合か2合かその日の消費量に合わせて使ってます。

よく自炊する方は米びつあると米の管理と計るのが楽になる。

圧力式は洗うのが大変かと思ったら別にそんなことなかった

圧力式だとパーツ多そうだしお手入れとか、洗うのとかめんどくさいのかなとか、少し不安だったんですが全くそんなことはなかったです。

確かにマイコン式に比べると仕組みがやや複雑なため、洗うパーツの数は増えるんですが、実際汚れがつくのは窯だけなので負担になりませんでした。

というのも、蒸気の当たる蓋部分と、保温時に乾燥しないよう蒸気を貯めておくタンクは水滴がつくだけなので、軽くスポンジで撫でるだけでも十分なんですよね。

スポンジは格安のより少しいいやつをまとめ買いするほうが個人的にコスパいい。

窯部分は圧力式だろうとマイコン式だろうとお米つくから同じだし、炊飯器を買い替えて特に手間が増えたって感じはしてないです。

窯以外のパーツもややかさばる大きさなので、狭いキッチンだと水切り用のディッシュラックとかあると捗るかもです。

スチーム機能が便利で保温してもおいしい

RZ-AX10M」にはスチーム機能が搭載しているんですが、これがマジで便利です。

105度の蒸気で蒸らしながら炊くため味の仕上がりが良くなるのはもちろんなんですが、個人的には保温時に真価を発揮します。

普通の炊飯器で保温するとお米の味が落ちたり固くなったりで、個人的には使えても数時間が関の山です。

スチーム保温は蒸気でお米が乾燥しないように調節しながら保温してくれるので、24時間後でも炊きたてと同じくらい美味しいご飯が食べられます。

スチーム機能はあるのと無いのじゃマジで違う。世界が変わる。実際に変わった。

まとめ

圧力&スチームIHの炊飯器買って本当に良かった。っていうかもっと早く買い替えておけばよかったと後悔してるレベル。

お米は毎日食べるメイン食材なので、味の違いは生活の質に直結することが改めて感じました。

自炊してて安い炊飯器使ってる人は、圧力&スチームIHの炊飯器に買い替えたらQOL間違いなく上がる。

炊飯する時に炭とか入れると美味しく炊けるって話も聞くから試してみたい。

ちなみに中の窯は6年保証で、剥げたりコーティングの効果が落ちた場合は交換してくれるらしいので、5年半後に忘れてなかったら試してみます。

新ブランド米「雪若丸」をこの炊飯器で炊いてみた感想記事も書いているので、よかったら見てください。

山形県の新品種「雪若丸」を食べてみた感想。今までにない食感でおいしい!

2020年8月30日

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