
MIDOという腕時計ブランドをご存知でしょうか。
MIDOは仕事でスーツを着用する方や、人と会う機会が多く身だしなみに気を使う方にぴったりのブランドです。
将来的にも長く使える時計が欲しい若い方や、数千円、数万円の時計からワンランク上の時計を検討している方にもオススメ。
またレディースモデルもたくさん作っているので、男性だけではなく女性にも合った腕時計です。
今回の記事ではそんなMIDOついて紹介をしていきたいと思います。
MIDO(ミドー)とは

「MIDO」は腕時計を設計、製造しているスイスの海外メーカーです。
本拠はスイスのルロックルにあり、時計職人ジョージ・シャレンによって設立されました。
1918年より機械式時計を一貫して作り続けている老舗のブランドで、自動巻き時計ブームの発端でもあります。
デザインの良さはもちろんのことですが、MIDOの真に評価すべき点はその極めて高い精度と耐久性、技術力です。
同価格帯の腕時計では最大級のクロノメーター認定をパスしており、他の追随を許しません。
クロノメーター認定(C.O.S.C.)について

クロノメーター認定とは、スイスのクロノメーター認定協会「COSC」によって行われている検査です。
時計の国と呼ばれる「スイス」でも検査を受けた際の合格率は3%前後と言われており、基準としてはかなり高いことが伺えます。
検査の内容としては15日間、5種類の姿勢、3種の温度差で、実際の使用を想定して精度を測定します。
設計から組み立てのみならず、調整を含めた広い技術と精度が求められるため、クロノメーターの検査を通過するには15日間の平均日差が-4秒~+6秒以内に収まることが必要です。
ちなみに一般的な時計は日差±20秒までは正常値とされています。
MIDOのおすすめモデル
マルチフォート
「マルチフォート」は、1930年代から50年代にかけて自動巻きと耐久性を評価され、MIDOの中でも主力商品となったコレクションです。
スイスの時計の中でもかなりの歴史を持ち、アンティークとしても高い人気を持っています。日本市場へは2015年から再参入。
モデルのバリエーションが豊かで、同じマルチフォートでも全く異なったデザインのものも多いです。
文字盤は全体的にかっちりした感じですが、装飾などが美しく、固くなりすぎない印象ですね。
バロンチェッリ
「バロンチェッリ」は、クラシックな建築物からインスピレーションを受け、1976年より作られたコレクションです。
全体的に丸みを帯びたデザインで、上品な雰囲気がおしゃれですね。
メンズモデルだけではなくレディースモデルも多く、性別を問わず人気のモデルです。
見た目はドレッシーで華やかな印象ですが、他のコレクション同様、実用性もしっかりと備えています。
オーシャンスター
「オーシャンスター」はダイバーズコレクションという名の通り、水中での使用を意識したスポーティーな仕様のコレクションです。
スーパールミノバ(高性能な蓄光塗料)を使用した文字盤や、スケルトン加工の針など、他のコレクションとは一味違う仕様となっています。
視認性も抜群なので、水の中では信頼できるパートナーとして支えてくれます。海外旅行などでも安心。
中には海底探索のために設計された、60気圧(600m/1968フィート)の防水性を備えるモデルもあり、MIDOの技術が詰め込まれています。
ベルーナ
「ベルーナ」は曲線と円形を重ねたデザインや、精緻な構造が特徴のコレクションです。
これはイギリスにあるロンドン最高峰のコンサートホール「ロイヤル・アルバート・ホール」の特徴を踏襲しています。
ギョーシェスタイルの文字盤や、ポリッシュ仕上げされたケースはシックで大人な印象ですね。
レディースモデルはダイヤモンドがあしらわれていたりと、さりげない高級感もあります。
国内での販売について
スイスのメーカーですが、老舗の国際的なブランドだけあって、国内でも取り扱っている店舗は多いですね。
都内だけじゃなく地方にも結構店舗があるのはすごい。
時計に限らず少しマイナーな海外メーカーだと日本で流通してないか、取り扱ってても国内のどこか小規模ってことも少なくないので。
Amazonや楽天などでも色んなモデル売ってるので、特にこだわりがなければネットで買うのも全然ありですね。安いし。
まとめ
「MIDO」の腕時計について紹介してきました。
大体のモデルが10~20万と腕時計の中だと手の出しやすい価格帯だし、スイス製の腕時計身につけてるってだけでテンション上がりそう。
海外ブランドや機械式時計が気になってる人は、ミドーは最高の選択肢になると思います!
今回紹介したモデル以外もあるので気になる方は見てみてください。