Goldbaby ProductionsがVolca Kickのサウンドをストンプボックスを通して録音した、ワンショット集を無料配布しています。
Volca Kickとアナログのエフェクターという非常に珍しい組み合わせなんですが、かなり実用的な音になっています。
無料だと思って舐めてたらクオリティの高さに反撃を食らった、そんな記事です。
Volca Kickって一体なんなの?
「Volca Kick」とは、KORGの製品「Volca(ヴォルカ)」シリーズの一つで、アナログ・キック・ジェネレーターというキャッチで売り出しているハードシンセです。
「Volca Kick」ではシンセサイザーの名機「MS-20」の前期型フィルターを搭載しており、その名の通りキックのサウンドメイクに特化しています。
アナログならではのパワフルなキックやヌケの良いキック・ベースなど、迫力のある多彩なサウンドが特徴です。
音作りには一般的なサイン波でなく、MS-20前期型フィルターの発振音を使用しています。このフィルターによって複雑な倍音を含む強力なキックを生み出すことができます。
StompBox Volca Kick
「StompBox Volca Kick」はこの「Volca Kick」をエフェクターを使って録音したものです。
エフェクターはBig Muffを始めとするDECO、Lofi Machine、FATRAT、East River Driveなど様々なストンプボックスが用いられています。エレハモのエフェクターが気持ち多めですね。エレハモ音いいもんね。
ドラムパックには、103の数のキックサンプルが収録されおり、サイズは36MBとなっています。
ファイルはエフェクターごとに複数のパターン用意されていて、シンセベースっぽいものやアタックの補強に使えそうな音など種類も豊富です。
まとめ
「StompBox Volca Kick」とその元となったハードウェア「Volca Kick」の紹介でしたが、いかがだったでしょうか。
僕も実際にダウンロードして試してみましたが、元々のキック音がVolca Kickによるサンプルなので、どれも芯のあるクオリティの高いサウンドでした。本当に予想よりずっと良かった。ユニークな組み合わせなのもあって色物かなと思ったんですが、かなり実用的なキックが揃っています。
色々キックを探している人は使ってみて下さい。フリー音源についてはこれまでにも紹介していますが、個人的にかなりオススメのサンプルパックです。本当に有料で売ってもいいレベルなんだよなこれ。
ダウンロードリンクはこちらになります。
現在は特に期限などは記載していませんが、いつダウンロードできなくなるか不明なので気になる方は早めに貰っておきましょう。