「友達がいない」
「周りに合わせるのが辛い」
「1人でいるほうが楽しい」
こんなことを思ったことはないでしょうか。
当てはまる!って感じたあなたは、もしかしたら周りに比べて頭が良いからかもしれません。
結構攻めたタイトルと書き出しですが、わりとエビデンスのあるちゃんとした話になると思うので、興味のある方は読んでください。
頭が良い人は他人といると幸福度が下がる
LSEとシンガポールマネジメント大学の共同研究によって、知能指数(IQ)と友人関係には相関関係があると判明しました。
この研究では知能や人口密度、友人関係が人生に対してどのような影響を与えるか、調査したのです。
その結果、最も顕著に現れた傾向は「知能が低い人は仲間と過ごすほど満足度が上昇し、一方、知能が高い人は仲間と過ごすほど不満が上昇する」というものでした。
つまり高い知能指数を持った人ほど、コミュニケーションを減らしたがり、知能指数が低い人ほどコミュニケーションを求めるんですね。
また、高知能者向けに作られたハイレンジIQテストって検査もあり、こちらで詳しく解説してるので参考にしてみてください。
頭の良い人が1人でいることを好む理由
なぜ知能の高さによって人間関係及びコミュニケーションに対して満足度が変わるのでしょうか。
いくつか理由が考えられますが、大きな理由の1つとして知能が高い人は、何か目的を達成する際に他人を障害だと考えてしまうことが挙げられます。
他人と協力しないと達成できないような目的でも、知能が高いと1人で目的を達成する方法を考えてしまうのです。
そのため、無理に他人とコミュニケーションを取る必要がなく、逆に足手まといになる可能性もあるため1人でいようとするのでしょう。
友達がいない人の特徴
ここで少し、友達がいない人の特徴をいくつか挙げてみます。
2.自己中心的
3.何を考えているのかよくわからないと言われる
4.あまり喋らない、無愛想
5.そもそも友達を作ろうとしない
まあ、ざっとよくあるようなことを5つピックアップしてみました。これを読んでる方、どうでしょう。
この特徴全てさっき説明した「頭のいい人が1人でいることを好む理由」に繋がると思いませんか?
1つずつ解説していきますね。
1.思ってることを口に出す
いわゆる空気を読まないとか、立場に関係なく平気で意見を言ったり反論するような人。
これは、基本的に他人がいなくても問題ないと考えているため、相手からどう思われるかを重視していません。
知能が高い人はしっかり自分の考えを持っているため、他人と考えが異なる場面も多いです。
また、頭がいい人は論理的に考えるので、主張に自信がある人が多いのも理由だと思います。
2.自己中心的
これはマイペースとか人の気持ちを考えられないとか言われる人かな。
特に必要がなければ他人が困っていても関わるのを避けたり、関心を持たなかったりします。
他人の目を気にせず、相手の都合に合わせる必要がないので、結果的に自己中と呼ばれたりするのでしょう。
個人的に自己中って言葉がかなり自己中だと思っていて、進撃の巨人でもアルミンが「いい人って自分にとって都合のいい人をそう呼んでるだけ」って言ってます。
3.何を考えているのかよくわからないと言われる
何を考えてるかわからないと言ってくる人は、おそらく根本から人種が違うので分からなくて当たりまえですね。
グループに属していなかったり、自分たちと異なるものを理解できないと思う人っていうのは一定数存在します。
ゆえに、少数派である頭のいい人はこれを言われる機会も多いのでしょう。
逆に考えを理解し合える人とは普通に仲良くなれるため、必ずしも友達がいないわけではありません。
4.あまり喋らない、無愛想
これも結局相手からどう思われるか以下略。
昔はよく喋ってたけど成長するにつれて口数が減ったって人も多いのではないでしょうか。
理由としては、まじめに話してるのに論理性もない感情論で相手に一蹴されるからだと思います。
あとは単純に相手が話を理解できると期待していなかったり。
自分一人でも困らないので、労力をかけてまで話すことに意義を感じなくなるのです。3番と同じように話を理解できる人とは普通に友だちになれたりします。
5.そもそも友達を作ろうとしない
1人でも特に困らないため、積極的に作ろうとする必要がないんですよね。
他人と関わって生まれるメリットが一人でいるメリットを上回ることがないため、友達も作ろうとしなければグループにも興味がない人も多いでしょう。
自分は自分で、他人とは違うということを理解しているので、無理に同調しないのです。
友達がいないことを嘆く必要はない
「友達 いない」みたいな検索からこの記事にたどり着いた人あなたは、きっととても頭がいい人なのでしょう。
なので、それを嘆く必要はありません。そもそも、実際そこまで悲観していない人も多いと思いますが。
現代では他人とのコミュニケーションが殆どなくても生きていけるので、ぶっちゃけ友達がいなくてもなんの問題もありません。
友達がいない(少ない)って書くとネガティブっぽいイメージが付きます。
しかし、言い換えると他人に依存しないで生きられるということで、これは強みでもあり、すごいことなので自信をもっていいでしょう。
まとめ
知能が高い人は、周りを気にせず目的を優先する傾向があるって話もあります。
それも理由なのか、数々の分野の天才も基本的に孤独だった人物が多いです。
孤独であることは別に不幸ではないので、無理して周りに合わせるより、嫌われたとしても自分の好きに生きたほうが結果的に幸福度が高いと僕は思っています。
そもそも嫌われる時は何しても嫌われるので気にするだけ時間の無駄。時には嫌われる勇気も必要です。