本作は主人公である少年が、LIMBOという世界で妹を探すために進んでいく横スクロールアクションです。
ゲーム内は終始モノクロで陰鬱さとどこか物悲しげな雰囲気を漂わせています。
作中でナレーションやテキストが出てくることは無いので、言語の心配はありません。
LIMBOの世界
LIMBOには敵も少しいますが、ステージに仕掛けられたギミックを解く、パズル要素がメインになっています。
ギミックを解くといっても基本的にできることは、ジャンプと物を掴むの2つなので操作に迷うことはないでしょう。
パズル要素としても仕掛けが複雑なものは無く、頭を使うというよりは仕掛けのタイミングがシビアだったりと、アクションの方で難易度を調節している感じです。
高すぎる殺意
で、世界観とか雰囲気以外でこのゲームにどんな特徴があるかと言うと、初見殺しがめっちゃ多い。
ステージ内にはトラップがいたる所にあって、切られたり刺されたり潰されたりと、他にも色んな方法で主人公を殺そうとしてきます。
初見殺しが多いゲームは「次はどうやって殺しに来るんだろう」ってワクワクしますね。
必然的にトライ&エラーが増えてきますが、勝手に要所でセーブしてくれるのであんまりストレスとかはありませんでした。
死にゲーの果てに
パッと見ホラー調ですがびっくりとかは無いのでホラー苦手でもできると思います。多分。
あとはグラフィックがリアル寄りではないのでそこまでエグくは無いんですが、死んだときの音とかちょっとグロテスクな表現もあるので人によっては厳しいかも。
ゲームとしては短めで、さくっとプレイできます。自分がクリアしたときは3時間かからない位でした。
ほとんど画面の様子が変化するゲームではないので、もうちょっと短くてもいいですね。
ストーリーについては色々考察しているサイトとかもあるので、プレイ後に気になったら読んでみるのもおすすめです。
間違いなく人を選ぶ作品なので、結構厳しい評価も多いんですが、暗い世界観とかに惹かれる方はやってみて!
後作『INSIDE』についても別に紹介記事を書いています。