クリエイター必携!創作のアイデアやネタに使える解説・考察本10選!

今回は創作に役立つオカルトや科学、事象についての解説・考察本を10冊紹介していきます。

どの本も創作をする方には持っておいて損のない本を集めたので、気になった方は是非読んでみて下さい。

マニアックな内容の本が多く、kindleが無い本もあるので、電子書籍派は注意して下さい。

日本現代怪異事典

戦後から現代に至るまで日本で発生した怪異、怪談を当て、紹介及び解説した一冊です、

本書は1000種類以上の怪異について500ページに渡り、ガッツリ書かれているので、内容はもちろん本自体もかなり分厚いです。

情報の密度は怪異事典という名にふさわしく、ベストセラーにもなっており評価もかなり高いです。

単純に読み物としても面白いですが、類似怪異や地域、凶器などで索引することもできるので、創作するときの資料としてはかなり便利だと思います。

世界現代怪異事典

上記で紹介した「日本現代怪異事典」の題材は日本のみですが、こちらは世界にフォーカスを当てたバージョンです。

世界の怪異・怪物を800種類以上掲載しており、索引機能も日本版と同様に備えてあるので資料使いとしても安心です。

400ページで日本版よりはページ数が少ないですが、事典という名の通り十分充実した内容になっています。

「日本現代怪異事典」と合わせてこちらも持っておくと捗るのでオススメ。

日本呪術全書

本書は日本の歴史に現れた主要な呪術や呪法の方法を纏めたものです。

それぞれの呪術にまつわる史話やエピソードなどを宗派別の枠組みで分類して解説されており、かなり本格的な内容になっています。

呪術と言うとネガティブなイメージがありますが、一概に人を呪うものだけではないことがこの一冊を読むと分かります。

ジャンルとしてはかなりマニアックな本ですが、マニアック故に中々手に入らない情報が本書に集まっているので、創作のアイデアの元になるかもしれません。

驚異と怪異

日本を含む世界各地の「想像上の生き物」について解説した一冊です。

本書は国立民族学博物館による特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」と紐付いた図録になっています。イベント自体は去年終了しています。

国立民族学博物館に所蔵された民族資料を元に書かれているので、非常に貴重な内容です。

様々な世界の想像上の生き物について紹介するとともに、警告・凶兆(モンストルム)を語源とする怪物の文化史的な意味についても書かれています。

超図解・宗教

宗教大国であるフランスにて宗教社会学を研究する著者が、宗教の常識と本質について解説した入門書です。

例えば「なぜ宗教は性をタブー視するのか?」「宗教が探究するのは幸福? それとも真理?」といった数多くの疑問についても丁寧に説明されており、この1冊で宗教の知識がグッと広がる内容になっています。

インフォグラフィックを交えた明快な解説で、直感的に理解できるように書かれているので、本が苦手な方でも比較的読みやすいでしょう。

宗教の知識は創作だけじゃなく教養としても持っておくと何かと役立つので、宗教に興味がある、宗教を作品の題材で扱いたいといった方にはかなりオススメです。

起源図鑑

英国発の人気科学雑誌『New Scientist』が、Google社の気鋭クリエイティブ・ディレクターと共同制作した本です。

この世界にある現象や文明、発明など様々なジャンルの「始まり」について、最新の科学を元に解説と考察をしていく内容になっています。

科学の視点からあらゆる事象をカラーのイラストや図説と合わせて読めるので、老若男女問わず楽しめます。

自然科学関連だけでなく、人文科学、社会科学関連の話題も扱っているので、創作の資料やアイデア本としても幅広く役立ってくれること間違いなしです。

ヨーロッパの図像 神話・伝説とおとぎ話

ギリシア・ローマ神話、北欧・ケルトの神話や聖書の物語を題材にした作品について紹介していく一冊です。

中世のゴシックホラーや世紀末ファンタジーまで取り扱っており、かなりディープな点も見どころです。

世界各地の名画が大きくオールカラーで掲載しているので、画集としても良質な本になってます。この値段でこのボリュームはヤバい。

歴史の名匠による創作物(絵画)による、インスピレーションを刺激してくれる本として持っておくのもいいと思います。

世界モンスターMAP

神話や物語などに出てくる224の奇妙なモンスターについて、それらの居場所や性質をストーリ仕立てで解説していく1冊です。

それぞれのモンスターにまつわる魔術や謎についても紹介し、神話やいわれの起源も掲載されています。

伝承が残っている地域ごとに記載しており、子供が読んでも大人が読んでも楽しめる内容とボリュームになっています。

メジャーなモンスターだけではなく、名前を聞いたこともないマイナーどころもしっかり抑えてるのがポイント。

天空の地図 人類は頭上の世界をどう描いてきたのか

天文について、それぞれの時代の宇宙観や歴史を詳しく解説した資料本。

こういった本は文字が多くモノクロであることも多いんですが、本書はオールカラーで写真やイラストも多いため、かなり見やすいです。

昔の人は空や宇宙をどう捉えていたのかなど、現代に至るまでの変革を知ることが出来ます。

星や現代以外を題材にする場合は、持っておきたい1冊です。

未来創造の白地図

全世界80ヶ国・約2億件のデータからこれから未来はどうなっていくのか、技術の進化、そしてそれらを形にするために必要なことについて書かれた本です。

生活・文化、食と農、都市と交通、知覚と身体性、医療・ヘルスケア、宇宙・地球・環境、知の未来・知の進化などあらゆる領域のデータを参考にしています。

最新の研究情報なども網羅的に分析し、思いつきではなくエビデンスを重要視しており、かなり説得性のある内容です。

科学や現代から未来を扱う場合は、非常に参考になると思います。

まとめ

ここまでオカルトや科学、事象についてまつわる本を10冊紹介してきました。

資料として深く読みこむのもいいですし、インスピレーションを刺激するために流し読みするのもいいでしょう。

どの本もそれぞれ特徴があり、評価が高い本ばかりなので持っておいて損はないです。

創作する方、特に漫画家、イラストレーター、作家などは本の内容をそのまま活かせるので、是非一度読むのをオススメしたいです。

また別の記事で、今回とは全く別の角度から創作に役立つ本を紹介する予定です。

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