スタバで勉強は理にかなっていた?集中できないならカフェに行くべき3つの理由

スタバなどに行くと勉強している学生や、ノートPCを開いて作業をしている大人の姿もよく見かけますよね。

「カフェで作業してる自分に酔ってるだけじゃないの?」

言わんとすることは分からなくもないし、ノマド文化が流行っている側面もあるので、実際そういう人も多いのでしょう。

でも実はカフェで勉強するのって、めちゃくちゃ理にかなっていたんです。

雑音が創造性を豊かにする

アメリカの研究で雑音が人の創造性に対して、どのように影響を与えるかという実験が行われました。

その結果、人は静かな環境よりある程度雑音のある環境のほうが、パフォーマンスが向上するということが判明しました。

静かな環境は~50dB、ある程度雑音のある環境は70dB程度で、85dB以上になると、逆に集中を阻害し、パフォーマンスが落ち始めるそうです。

カフェなどの空間はちょうどこの70dB付近であり、人が作業をするにはベストな騒がしさになります。

それ以下の静かな場所、例えば図書館などは、実のところ勉強や作業には適していないと言えるでしょう。

音だけならこういうカフェの環境音動画がYoutubeにいっぱい上がってるので、聴きながら作業するのもありです。

イヤホンとかヘッドホンよりスピーカーで聴くほうがおすすめ。

使える時間に制限をかける

作業は時間を制限して取り掛かりましょう。人は時間があると、それをフルに使って作業をこなそうとする心理的な特性があります。

これはパーキンソンの法則と言うんですが、例えば、テキパキやれば10分で終わる会議でも、1時間を与えられると1時間かけて会議してしまうというものです。

作業自体は1日で終わるのに、納期が来週だと作業の着手を先延ばしにしてしまうのも同様の理由になります。

時間をかけた分クオリティが上がるという話ではありません。夏休みの宿題を最終日に必死になってやっても別にクオリティは上がらないですよね。

家にいれば1日中作業というふうにも時間を使えますが、カフェだと1日中いるのは難しいでしょう。

常識の範囲として、各々で周りの迷惑にならない程度に滞在時間を制限すると思います。

しかし、その時間の制限があるからこそ、ダラダラとした無駄な作業時間を削ぎ落とし、効率的に作業を進めることができるのです。

今できることを減らす

極力、今できることを減らすことが集中力を上げるコツです。

「選択肢は多ければ多いほど良い」なんて言う人もいますが、これは間違いで、コロンビア大学の研究によって人は一定より選択肢が増えると脳のパフォーマンスが落ちるということが分かっています。

家にいれば自分のやりたいことができます。寝てもいいし読書でもゲームでもネットでもなんでも。ただ、その何でも出来る環境というのが、選択肢を増やしてしまうため既に作業環境としてはあまりよくありません。

しかも、それらの選択肢は非常に誘惑の強いもので、常に手の届く位置にあるため、集中力を乱したり中断させる要因になります。

一方、カフェなどの公共の場だと他人の目もありますし、できることも家に比べ少ないです。

そもそも作業や勉強のための道具だけを持っていけば、障害となるものがないので、半強制的に作業に取り掛かることができ、結果的に集中力も高めることができます。

まとめ

集中したいならカフェに行くべき3つの理由は以下になります。

パフォーマンスを上げるのに最適な騒がしさ

・使える時間を制限することにより、作業効率を上げることができる

・誘惑から離れることで、選択肢を減らし、結果的に集中力が高まる

家だと集中できないって悩んでる方は一度、近くのカフェやファミレスに足を運んでみてはいかがでしょうか。

記事ではカフェって書きましたが、スタバ、マック、ファミレスとか、ある程度騒がしい場所ならぶっちゃけ場所はどこでもいいです。自分の好きなところで。

少し長居するなら適度にオーダーしたり、混雑してきたら席を空けたりと、周りの人にも気を使って利用しましょう。

尚、本記事はカフェやファミレスで勉強や作業をすることに対しての是非を問う話ではありませんので、その点はご留意を。

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